本日の笑い話
同行の友人一名は途中で頭が痛くなり、一人で横になっていた。 しばらくすると、マツタケ師と思われる方が友人の周りをウロウロと歩いていたらしい。 やがて、マツタケ師が友人に話しかけてきた。マツタケ師 「採れたかな?」 友人 「いや、ダメです。」 マツタケ師 「マツタケならここに2本あるよ!」 友人「どこですか?」  ななんと 小さなマツタケが友人が横たわっていた所から数メートルしか離れていない場所に。 友人 「頭は出ていたのですか?」 マツタケ師 「 これが見つかるようになるには10年、20年かかるよ」 マツタケ師は道具を使い抜き始めたが根が絡まっていて苦労していました。 次の瞬間 友人の視線は マツタケ師の背後に頭を少し出しているマツタケを捉えてしまった。マツタケ師はその事に気づいていません。 マツタケ師が小さなマツタケを抜くのに手こずっている間に友人はそれよりずっと大きいマツタケをこっそりとゲットしました。 この場所は午前中に一度僕がチェックした場所でした。 いや、視線は向けていましたが、完全に見落としていました。 それとも成長速度が早く、数時間で頭を出したのか?  この付近では過去に何本か採れている場所。沢山の人がウロウロしていて、沢山の人が、自分のシロだと思っている場所。 そんな場所であると分かってながら、見逃してしまっていたオレ、 そんな場所に変な邪魔者が横たわっていたため、近づく事を躊躇していたが、最後にはしっかりと人前でも見つけ出してしまうマツタケ師、 マツタケ師の言葉に刺激されたのか?マツタケ師の後ろでこっそりゲットしてしまう友人。 この話を聞いて、その場での微妙な緊張関係とお互いの満足した顔を想像すると、笑ってしまいました。 友人はマツタケ師がマツタケを抜く姿を初めて見たと笑っていました。 
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