マツタケ 2004
8月28日  富士山 曇り時々小雨
森に入ると8月末とは思えないほどのキノコの種類と数、クロカワ ショウゲンジ ホウキタケ オオキノボリイグチ キノボリイグチ ヌメリササタケ これらのキノコは多すぎて、直ぐに採るのを止めてしまったほど沢山あった。 ベニテングタケやフジウスタケも例年になく巨大化し、見かけた数も多かった。ナラタケもピークを過ぎた感がある。これにシモフリシメジでもあれば今年のシーズンは8月にして終わりである。 知人からすでに9月のキノコが爆発し始めたとの情報を聞き、友人とあわてて富士山へと向かったのだか、中央道事故渋滞により出発が遅れ、駐車場には何台もの車がすでに停まっている、いやな予感。その予感は的中、毎年お世話になっている一番目のお気に入りのシロには薄コケのめくれた跡が3箇所あった、やられた。おそらくドッカーンの傘開き状態であったに違いない。残念!
2001年に見つけた7番目のシロにて。すでにカビが生えている ひだはすでに液状化していた、残念。
8番目のシロ獲得となった。 撮影時からマツタケ臭がしていた。
8月28日でこの状態のマツタケを発見したので、期待感を持って歩き続けたが、この日は、ほかに見つからなかった。今夏は東京では雨が非常に少なかったが、富士山では雷雲の発生等で結構雨がふり、気温も高かったため地表の温度が上がり菌糸の生育も良かったのでしょう。
9月4日 曇り時々晴れ
身は見かけより傷んでいました。頭が二つに裂けています。
001年に発見した4個目のシロを先週確認した時には在りませんでしたが今週は3本出てました。 この日は新たに発生したと思われるその他のキノコは少なく先週の状態より確実に悪かったのですが・・・・。
キノコを始めて9年目で、9番目のシロとなります。

直ぐ脇に小型のマツタケと束生していました。
この日は他に腐ったマツタケを2箇所で見ました。
9月11日 霧 時々晴れ
この日もキノコ全般の新規の発生は少なかったので、キノコの発生が止まっている状態ではと思いましたが、マツタケ君はがんばって成長していました。5番目のシロでは先週は発生していないのを確認してましたが、本日は頭をだしていました。2001年以来3年ぶりに発生を確認したことになります。20メートル程下では、5、6人のグループの人たちが、「デッカイの見つけたぞ」と大声で叫んでいたので、目立つ物だけ抜き下りました。よって写真など撮れる状況ではありませんでした。そのグループの登ってきただろうコースから10メートル程しか離れていない場所に下の写真の4本の開いたマツタケが発生していました、ラッキー。開いたマツタケを見つけるのは視力や知識でなく、“運”です。
10番目のシロとなります。大きいほうが375g 小さいのでも285gでした、96年に初めて見つけた開いたマツタケより重量がありました。
先週発見の9番目のシロにて。手前が305g奥のが280gでした。
先週の確認が不十分?・・・
この日の収穫
今年は豊作で楽しませてもらいました。今シーズンはこれで終しまいです。
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