カマキリの仲間


         

       そこどけ! じゃまだ!

ハラビロカマキリ 11月26日 寒いよー
 ハラビロカマキリ : オオカマキリより小型だが、カマの力が強く胴体が太く動きも機敏なため、子供の頃は、木の上などで、このカマキリには、痛い目によく合わされました。先日犬の散歩中に、路上で頭を車に踏まれているハラビロカマキリを発見した、その脇に、二つに切断された全長20センチ位のハリガネムシがもがいていました。その動きはまるでヒルの様でした。こんな大きな寄生虫がこのカマキリのお腹に住んでいたと考えると不思議です。ハリガネムシは水辺で卵を産みます。卵から生まれボウフラに寄生し、羽化した蚊がバッタなど食され寄生し、その後それらを食したハラビロカマキリやカマドウマに宿替えするそうです。寄生されたカマキリは体内で十分に成長したハリガネムシに操られて水辺に向かいます。カマキリが水に触れると体を破って出てきて水中に卵を産むそうです。このカマキリは池まで5メートルの所で車に頭を潰されました。二時間後写真を撮りに行って見ましたが、ハリガネムシも卵を産めずに絶命していました。ハラビロカマキリを捕まえたら水に付けてみてください、ハリガネムシに会えるかもしれませんよ。またハリガネムシは塩素に強く、1mg/l 程度の濃度では死滅しないそうです、時々水道の蛇口から生きた状態で出てくるそうです。 ハリガネムシの動画へ
何かご用かしら ?
変な奴が来た! ヤバイ
昼食中止! このポーズ、ナナフシの仲間のものと似ています。
↓ ハラビロカマキリの幼虫
2011年7月23日 狭山丘陵 ↓
2011年12月17日↓
5ヶ月前に↑の幼虫の動画を撮影した場所のすぐ近くにて
陽の当たるコナラの上で寒そうに肩をすくめていた。今朝のこの辺りの気温は0度前後であった。 逃げたり、威嚇したりする元気はすでにないようだ。(携帯にて撮影)
もしかして7月に撮影した幼虫なあなただったのかな?
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