ムレオオイチョウタケ 
Leucopaxillus septentrionalis
キシメジ科 オオイチョウタケ属
1997年 6月15日
大型で柄や傘もしっかり引き締まっているので美味そうであるが、匂いはプールの消毒のようである。毎年同じ場所に発生する。当地ではこのキノコは珍しくなく、長い期間発生し、長い期間腐ることなく在るため生長過程で図鑑の写真と異なった状態でしばし見かける。
幼菌 古くなると傘の縁にしわがあることがある。
柄がオレンジ色の個体
↑の6枚の写真は90年代後半キノコに興味を持ち始めた頃には、ムレオオイチョウタケなどという名前はまったく頭には浮かばなかった。恥ずかしながら、ムレオオイチョウタケをハイイロシメジと友人の間で呼んでいた。最初に接した個体が当時ぼくの持っていた図鑑のシロノハイイロシメジの写真によく似ていた事と匂いについての記述があったためだ。 キノコは生長過程で、しばし見かけが変化する事を思い知らされた思い出のキノコ。
傘がひび割れた個体 ↑
2007年7月1日
巨大ムレオオイチョウタケ
2008年8月2日  ↓
傘が反り返り雨水を貯めている。
2013年9月12日 ↓
2015年5月31日 ↓
2016年6月5日 ↓
狭山丘陵では今年も、この大型のきのこが、御決まりの大きな楢の根元で鎮座していた。
レア度
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