チャナメツムタケ |
Pholiota lubrica (Pers.) Sing. |
モエギタケ科 スギタケ属 |
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マツ、カラマツなどの針葉樹、コナラなど広葉樹の埋もれ木や、腐木上に群生、または単生する |
96年はこのキノコの当り年であった。富士山で出会った大きな箱いっぱいに、このチャナメを採っていたおじさんは、自分で採るキノコは唯一このクリタケだと言っていた。地元山梨ではチャナメツムタケのことをクリタケと言うらしい。またクリタケのことをホングリとよんでいる。 チャナメはきのこらしいいいにおいがし、カキシメジは不快臭がすると言われている。しかしプロでもカキシメジとこのキノコを間違うことがあるので、注意してください。 |
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2002年 9月21日 |
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レンガ色から赤褐色傘の直径は 3〜7cm |
幼菌時は、傘周辺にクモの巣状内皮膜の名残を付けるが、成長すると消失し、ツバも消失する |
2001年 10月20日 ↓ |
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湿っている時、傘には著しい粘性があり饅頭型から平らに開く |
白色綿毛状の小鱗片を付着するが雨などで流れやすい |
2012年9月22日 ↓ |
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白色鱗片の少ないタイプ? 柄の表面は繊維状からささくれ状。 |
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成長すると周辺部がやや淡色。 地色より濃色で放射状の繊維状紋がまばらにある |
ヒダは、直生から湾生。初め白色、のち粘土色。
成熟したきのこの柄はほぼ中空 |
きのこを知り尽くした友人の一番のお勧めきのこです。野性的な味がたまらんらしい。 汁物が良いでしょう。 |
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